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2025年に開催が決定した大阪万博!具体的にはいつ?テーマは?経済効果の可能性は?などを探ってみました!

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先月の24日、2025年に開催予定の万博が大阪で開催されることが決定したとニュースで報道されました。

パリで開かれていたBIE(博覧会国際事務局)で、加盟国による投票の結果、ライバルのロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)を抑えて大阪が選ばれたというもので、大阪の街が歓喜に沸いている映像が映ったのですが・・・

そう、ここのところ何かと大阪が熱いんです(^^;)

以前、とうとう成立したカジノ法案!これってどういうもの?メリットや反対派の心配等をまとめてみましたでも書かせていただきましたが、まだ決定ではないにしても、大阪にはカジノを含む大型リゾート施設が建設されるだろうと見込まれています。

そして今回の万博。とても大きなプロジェクトが集中しているんですよね。

大阪が活気づくのは喜ばしいことではありますが。

 

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万博といえば、太陽の塔でおなじみの1970年のがありました。

今度のもそのとき同様、日本全国、また世界各国から人が押し寄せて賑やかな博覧会となるのでしょうか?爆発的な経済効果が見込めるのでしょうか?

そこで今回は、具体的な開催時期や場所、テーマなどなど、2025年の大阪万博に関するあれこれについてまとめてみたいと思います。

 

大阪万博っていつ、場所はどこで開催されるの?

今回開催が決定された大阪万博は、開催時期は2025年5月3日~11月3日、実に185日もの開催期間が設けられています。

この6ヶ月にわたる長期開催が可能なのは、国際博覧会の中でも「登録博」に位置づけられる5年おき開催の総合的な万国博覧会だけ。

もう一つ、その間に行われる「認定博」と呼ばれる万博もありますが、こちらは3か月と開催期間も短く、会場面積も25ヘクタール以内と制限されているので、規模が全然小さいんです。

管理人は「万博」と名の付くものはすべて同じ、開催場所が違うだけ・・・と思っていたので、こういった区分があるのは「へぇー」という感じでした。 さすがに1970年の万博は知りませんが、1990年の花博や2005年の愛知博は行きましたもんね。

この区分でいくと、それらは小規模組の万博だったということ。2025年に予定されているものは、断然大規模なものということなんですね(#^.^#)

 

開催場所は、大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)。今は負の遺産ともいわれている大きな埋め立て地で、今から約30年前に「テクノポート大阪」として計画され埋め立てられたところなのです。

このあたり、関西の方はご存知だと思いますが、現大阪府庁舎やATCアジア太平洋トレードセンターが建てられている舞洲(まいしま)や、インテックス大阪のある咲州(さきしま)など、大きな埋め立て地が隣接しています。

今はあまり有効活用されているとはいいがたい倉庫メインの場所ですが、IR設立の候補地にもなってますし、今後の大きな可能性を秘めている場所ですね。

 

ちなみに、このIR施設、完成予想のイメージ図を見ると「わぁ」って思いますよ!

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こちらが関西経済同友会というところが示した夢洲IR施設のイメージ図なのですが、美しいし、何より昔映画などでよく目にした近未来の建物って感じじゃありません?

こういう施設が立つ予定の地区でもあるわけです。

当然、大阪万博の会場も大きく豪華なパビリオンなどができるでしょうから、東京オリンピック後に予想されている不景気が大阪では少し先延ばしされる期待が持てますよね。

今回の大阪万博のテーマって何?

では、2025年の大阪万博のテーマって何でしょうか?

調べてみたところ、「いのち輝く未来社会のデザイン」となってました。

そして、「多様で心身共に健康な生き方、持続可能な社会・経済システム」というサブテーマが付記されています。

んー・・・わかるようでよくわからないテーマというのが本音。

ただ、今は車も自動走行が実現する時代ですし、様々な分野にAIが導入されてきていますので、ロボットなどの活用を含めた技術を未来社会で実用化するための実験場にするコンセプトが定められているとのことでした。

 

戦後、高度経済成長を成し遂げアメリカに次ぐ経済大国となった日本の象徴的な意義を持つイベントとして開催された1970年の大阪万博は「人類の進歩と調和」がテーマだったのと比較すると、時は流れたなぁという感じですよね。

また、非中心」をテーマに世界の調和を表現するとも言われています。

世界の勢力図もあの頃と今とでは全然違うわけですから、未来社会へ向けての新しい共存の仕方がそこに盛り込まれそうですね。

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大阪万博がもたらす経済効果の可能性は?

ところで、この2025年の大阪万博はどのくらいの経済効果を見込まれているのでしょうか?

掲げられている数字をチェックすると、予想来場者数が約2800万人、経済効果は約2兆円となってました。

まぁ、1970年とは交通事情も環境も全然違うので、国内ばかりか全世界からたくさんの人が押し寄せてきますよね。昔は外国人の来場者が約170万人だったようですが、今回はそれどころの数ではないと思われます。

 

また、規模が大きい国際博覧会だけに会場設備絵御整えるのも大変ですよね。

大阪市は大阪万博の会場整備に1200億円から1300億円を投じる計画をすでに発表しています。 またそれとは別に、運営費に800億円、地下鉄延伸や橋の拡張などの関連事業にも700億円超が見込まれているとのこと。

こうした莫大なお金の出どころは、国と府・市、民間が3分の1ずつ負担すると取り決めてが行われているそうです。

最大のライバルと目されていたフランス・パリは財政負担の重さから途中辞退しているくらいですので、実施後に大きな経済効果が見込まれているとはいえ、開催までにこれだけの資金を確保することができるのか、かなり心配な部分ではありますね。

だって、絶対、当初の見積もりよりもかかるお金は大きくなってくるでしょ。東京オリンピックがいい例ですよね。

招致段階で約7000億円と見積もられていた経費が3兆円にまで膨らんだじゃないですか。

テロの不安が付きまとう世情では、当てにしていた来場者数が思うように伸びず赤字になる場合も当然あり得ますので、経済効果の試算はぜひとも安易に大風呂敷を広げず慎重にしていただきたいなと思います(#^.^#)

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さらに、気になることが一つ。

こうした必要経費とは別に、万博が実現した場合は途上国など約100カ国に約240億円を支援する計画を公表して各国の支持を集めた・・・とありました。

ということは、さらに莫大なお金がかかるわけですから、勢いづいているフィーバーぶりに水を差したくはないものの、良い面ばかりのアピールにならなければいいなと老婆心ながら思ってしまいました。

 

ただ、他の地域に比べて大阪が面白くなりそうなことは確かです。 未来への希望と世界平和実現のためにも大阪万博が大成功するといいなと希望し、成り行きを見守っていきたいと思います(#^.^#)