水回りの掃除はこまめに掃除すると節約効果も高まり一石二鳥です!掃除の頻度や洗剤の使い分けなどもまとめました。
水回りの掃除って、とても大変だし、面倒だし嫌・・・
と思っている方も多いでしょうが、こまめに掃除をする事で、実は面倒もなく水垢などの汚れも落ちやすく、楽に掃除が出来るんです。
また、こまめに掃除をするようになると、市販の洗剤を使う事なく、身の回りのものを使って洗剤を作って、掃除する事もできちゃんうです。
その上、節水も気にすればとてもエコに掃除を進める事が出来て一石二鳥!
という事で、ここでは水回りの掃除をこまめに掃除するテクニック、掃除の頻度や洗剤の使い分けについてまとめていきたいと思います。
水回りの掃除は業者に任せず、こまめに掃除するのがグッド!
まず最初に、水回り掃除ですが、「自分たちでこまめに掃除すると節約効果もぐっとアップします」ので、専門業者任せにしないようにしましょう。
あるハウスクリーニング業者の浴室クリーニング、トイレクリーニング、洗面所クリーニングの見積もりですが、
- 浴室クリーニングで13,500円~17,000円(税抜き)
- トイレクリーニングで7,500円~(税抜き)
- 洗面所クリーニングで7,000円~10,000円(税抜き)
で紹介されていました。
それぞれオプションなどで作業範囲を拡げる事も出来るのですが、基本オプションは、
- 浴室クリーニングの場合は、浴槽(エプロン内部含む)、天井、照明、窓(室内側のみ)、蛇口、シャワー、壁面、床、扉、鏡、換気扇(簡易清掃)など
- 洗面所クリーニングの場合は、照明、鏡、洗面ボウル、蛇口、収納庫表面など
となっていて、それなりに広範囲を専門業者がやってくれるのですが、すぐ汚れる水回りと考えた場合に、大掛かりな業者を毎回呼んで掃除をするのは、一般的には考えにくいです。
そのため、自分でこまめに掃除するのが現実的な選択になりますが、こまめに掃除する方が、身の回りのものを使って掃除をしたり、水垢を落としやすかったります。
お風呂の掃除や節約の方法
最初に、お風呂周りの掃除や節約に関する情報をまとめていきます。
お風呂掃除にはみかんや新聞紙がおすすめ
まずお風呂掃除ですが、「みかんを使った洗剤」を使う事で湯垢を落としやすくなります。
みかんですが、皮だけを使って鍋で煮詰めるだけで洗剤が出来上がります。
作り方ですが、みかんの皮4個分と水400mlを煮付けた後、ザルに移してこしていきます。
覚めれば、100均などで売っているスプレー容器に移してみかん洗剤の完成です。
もう一つですが、「新聞紙を使った湯船のゴミ掃除」の方法です。
湯船に浮かぶゴミですが、新聞紙を一枚使って簡単にゴミ掃除をすること出来るのですが、湯船に新聞紙を広げて浮かべるだけです。
あとは、新聞紙をそっとすくい上げて、新聞紙の水気を切ってからゴミ箱に捨てるだけなので、とっても簡単です。
お風呂の節約について
掃除に続いて、お風呂の節約術も紹介しますと、お風呂のふたを閉めるだけでは、温かい蒸気が逃げてしまいますので、お湯の表面に「ゴミ袋を浮かせる」と、保温力がアップ、カビ発生も抑える効果があるんだそうです。
お風呂は、日常使うところですから、少しでもキレイに保っておきたい、また節水や節約に繋がるので、是非取り入れて頂きたいところです。
トイレの掃除や節約方法について
突然ですが、「トイレには神様が祀られているので、毎日掃除しよう」と聞かれた事は無いでしょうか??
初めて聞く・・という方はいらっしゃらないと思いますし、「トイレには神様がいる」といった唄が人気を集めたりしたくらい、古くからトイレをキレイに保つようにと言われていました。
なんでもトイレには、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)と呼ばれる神様がいるそうで、金運アップ、婦人科系の病気、子宝や安産祈願の神様だそうです。
特に女性はトイレ掃除をしっかり行ったほうが良いという事でしょうか・・・いずれにしても、トイレ掃除をしっかりやって損は無いんですが・・・
「面倒だ」
「汚いから嫌だ」
と思われる方も少なくないです。
しかし、トイレ掃除を簡単に終わらせる方法があれば、こまめに掃除を行う場合でも面倒では無いですし、またトイレ掃除で節約効果もありますので、一石二鳥なのでここで学んで頂ければと思います。
身近な意外なモノを使ってトイレ掃除を効率よく進めよう!
まずは、掃除の方法ですが、「ポリ袋と古い布」を使って、掃除をする方法です。
まずポリ袋を手にすっぽりハメて、手首の口を輪ゴムでしっかりと絞りましょう。
その手に古い布を持ち、ゴシゴシと掃除すれば終わりです。
後片付けも簡単で、ポリ袋を手から外した時に、そのまま裏返しにしてしまえば、汚い布に触れずに一緒に捨てられますので、一石二鳥です。
あともう一つ、洗剤ですが市販の洗剤を切らしている場合には、ビールやコーラなどの炭酸飲料を使って掃除します。
炭酸飲料は、気が抜けていても大丈夫なので、前日飲めなかったものを使って、洗剤の代わりに使って下さい。
実は炭酸飲料は、弱酸性で油汚れにも強い特性があるので、汚れが浮きやすいです。
また、悪臭を中和したり、雑菌の繁殖を防ぐなどの効果も期待できるので、とっても便利なんです。
フローリングやカーペットの汚れ落としにも使えますので、トイレ掃除以外でも活用の幅は広がるのでは無いでしょうか。
トイレのレバーの使い分けで、年間節約効果も最大に
続いてトイレの節約効果ですが、「トイレのレバーを使った節約方法」ですが、レバーには前後で大と小を使い分けられます。
しかし、手前に引くという思い込みがある方も多いのか、意識的に大と小を使い分けている方は多くは無いようです。
1つのデータとして、トイレのレバーを上手く使い分けた家族4人がいて、一日に約12リットルで3円の節約になったそうで、年間で1,000円近くお金が浮いたそうです。
同じトイレ洗浄だけで、年間1,000円浮くのはバカには出来ませんし、子供たちにも教えて日頃から意識させるようにはしたいものですね。
水回りの節約ワザをいくつかご紹介
ここで水回りの事でいくつか節約に繋がる、今日からでも出来るワザがありますので、合わせてご紹介します。
一つ目ですが、「シャワーと湯船だとどっちの方が節約?」ですが、湯船200リットルに対して、シャワーは15分連続で使うとなると180リットル使うと言われています。
ほとんど変わらないですが、一人暮らしの方の場合であれば、シャワーだけでも問題ないかもしれませんが、逆に家族が多い場合は、シャワーを多用すると余計に湯量を使う可能性があります。
二つ目ですが、「シャンプーを流すのに、シャワーと湯船だとどっちが節約?」ですが、湯船のお湯を洗面器ですくい上げる方が、お得です。
シャワーを頻繁に使うと、ムダも多くなりますので、湯船にお湯を張った時はシャワーを使わないようにしましょう。
三つ目ですが、「お湯を追い焚きするか、入れ直すかどっちがお得?」についてですが、追い焚きするほうがお得です。
1つのデータを紹介すると、1.5℃下がった温度を戻すのに、追い焚きだと約4円かかるそうですが、一から入れ直す場合は49円かかるそうです。
「ちりも積もればマウンテン!」
無駄を少しでも省きながら、節約意識をちょっとしたところで高めていく事でも、十分な効果が出ますので、家族全体で共有していくようにしましょう。
水回りの掃除に使う洗剤は用途で使い分け
水回りの掃除を使う洗剤ですが、トイレ、お風呂、キッチンでそれぞれ使い分けるようにします。
まずトイレですが、「クエン酸スプレー」が雑菌や抗菌効果があり、また酸性のため水垢や黄ばみ取りの効果もあっておすすめです。
クエン酸スプレーは、薬局や100均で販売されている粉状のクエン酸を使って、手作りも出来ます。
作り方ですが、クエン酸を小さじ2杯入れ、水500mlで溶かせば完成です。
続いて、お風呂ですが、「クエン酸スプレー」を使うのがオススメです。
理由は、トイレ掃除でも書いていますが、酸性で水垢を取るのに強いだけでなく、お風呂の壁に出来た黒ずみを取るのに有効だからです。
また、洗面の鏡でも使えますので、万能な洗剤と言って良いのかもしれません。
続いて、キッチンですが、「セスキ炭酸ソーダ」を作って、使うのがオススメです。
セスキ炭酸ソーダも、薬局や100均に売っていますので、水500mlの中に入れて、スプレーにして使います。
頑固な油汚れにも強い特性があるので、コンロ周り、換気扇の掃除にも最適です。
大掃除のシーズンに大活躍の重曹を使った水回りの掃除
年末年始の掃除と言えば重曹!と言っても言い過ぎでは無いほど、テレビでも紹介されていますよね?
こちらのブログでも
と紹介しているように、重曹1つあれば、どこの掃除もこなせてしまう万能選手なんですが、ここからは重曹を使った掃除についていくつか紹介したいと思います。
まずはシンクの水垢取りですが、スポンジに重曹を振りかけてから、水になじませたらあとは擦るだけです。
重曹には消臭効果もあるので、肉や魚の嫌な臭いも消えますので、ピカピカに保つ事が出来ます。
次に、換気扇の掃除ですが、重曹をペースト状にして使う事をオススメします。
換気扇には頑固な油がべっとりついていますので、汚れに塗りつけてから、放置しておき、洗い流すようにしましょう。
次に、冷蔵庫の掃除ですが、冷蔵庫も食材の臭いがこもりやすい場所で、汚れやすいところですので、重曹を使って掃除をすれば消臭効果もあります。
次に、排水口ですが、洗面所、シンク、浴室の排水口などはヌルヌルして気持ち悪いですが、油や皮脂などによるヌメリで酸性だと言われています。
このような頑固な汚れに対しては、重曹と酢を合わせてキレイに掃除をしましょう。
重曹と酢をあわせる事で、酸を分解するパワーがありますし、消臭効果もありますので、一石二鳥です。
次に、トイレ掃除ですが、先程紹介したクエン酸に重曹を合わせると、さらに洗浄力がアップします。
酸性と合わさると重曹は、強力な発泡をしますので、その泡を使ってこすってキレイに掃除をしましょう。
以上、水回りの掃除と節約についてのまとめとなります。
なかなかこまかな掃除をする時間が取れなかったりする事もありますが、スキマ時間などを上手く活用して、お金をかけずに身の回りのものを上手に活用して、節約しながらお掃除をして頂ければなぁと思います。