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猛暑の今、エアコンフル稼働で電気代が心配!?電力自由化を活用して節約するならどこがおすすめ?

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「災害レベルの暑さ」といわれた今年の猛暑。とにかくエアコンがフル稼働しました(>_<)

しかも、一般的にはお盆を過ぎれば熱さはマシになるものなのに、今年は夏休みが終わろうとしている今もまだまだ暑い・・・ 9月にはまた強い日差しがぶり返すともいわれていますし、まだまだエアコンには頑張ってもらわなければなりませんね。

 

しかし、そうなるときになるのが電気代。 電気料金の引き去り金額をみて「結構いったな」と感じている方も多いのではないでしょうか。

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でも、電力自由化を上手に活用すれば、そんな電気代もいくらか節約できるかも。

ということで、今回は電力の自由化について、そのメリットやおすすめの切り替え先などをまとめてみたいと思います。

そもそも電力自由化とは何?いつから自由化されたの?

まず、今さらではありますが、電力の自由化とはどういったものか、仕組みについて確認してみましょう。

そもそも電力は、九州なら九州電力、関西なら関西電力、関東なら東京電力、と住んでいる地域の電力会社(その他は沖縄電力、中国電力、四国電力、北陸電力、中部電力、東北電力、北海道電力の計10社)だけが販売していたので、家庭や商店では、電気をどの会社から買うか選ぶことはできませんでした。

しかし、2年前の2016年4月1日以降、電気の小売業への参入が全面自由化され、家庭や商店も含む全ての消費者が、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになった・・・これがいわゆる電力の自由化です。(2016年全面自由化という言葉からお分かりのように、自由化は2000年に大規模工場やデパート、オフィスといった特別高圧区分でまず実施され、その後2004年・2005年に中小規模向上や中小ビルの高圧区分電力で自由化が、そして最後に2016年に家庭や商店の低圧区分電力で自由化が行なわれ、すべての電力で自由化が完了という流れで行なわれました。)

 

この電力自由化は、約60年ぶりの電気事業の大改革だったようで、具体的には、電気を作る発電部門と電気を売る小売部門に誰でも参入できるようになったわけです。

電力自由化によるメリットとデメリットをチェック!

では、電力が自由化したことで私たち一般消費者が受けるメリットとは何でしょうか? 一言で言えば、電力料金の低下とサービスの選択肢の増加です。

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私たちのライフスタイルは年々多様化し、それにつれて求めるサービス内容も多様化してきました。

そこに電力の販売に誰もが参入できるようになったわけですから、売り手は自分のところから買ってもらうために料金プランやサービス内容を充実化させます。

これによって、私たちはライフスタイルや価値観に合わせて電気の売り手やサービスを自由に選べるようになったわけですね。

 

一方、電力の自由化は何がしかのデメリットももたらしたのでしょうか?

この点については、いろいろ調べてみましたが、個人的にはあまりないように感じました。

というのも、電気を作る発電部門も電気を売る小売部門も確かに自由化によって様々な個人や企業が販売するようになりましたが、これらの新しい業者は地域の既存の電力会社とバックアップ契約を結んでいるようで、安定して電力が供給されるシステムが出来上がっているみたいなのです。

これは消費者である私たちにはとても安心なことですよね。万が一のときには地域の電力会社がフォローしてくれるということですから(#^.^#)

でも逆に言えば、この契約がある以上、新しい電力会社がめちゃくちゃに料金を下げるということもできないようです。

だって、電力を安定供給する仕組みやいざという時の復旧技術は地域の電力会社に頼らざるを得ないということなのですから。

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要は、少しくらいは電力料金が下がるかも知れないけれど、そこには限界があるということ。この点が、デメリットといえばいえるのかもしれませんね。

 

電力自由化で切り替えるならどこがおすすめ?

とはいえ、月々の電気料金がお得になるなら、私たちには嬉しいことに違いありません。

まして、今年の夏のようにバンバンエアコンを使うようであれば、チリも積もればなんとやらで家計に響きますもんね(^^;)

自由化によって業者を選べればメリットは確実にあるといえると思います。

 

では、どの新電力が人気なのでしょうか。

家庭向け電力に関する調査を行なった比較サイトがありましたので、そちらのランキングをご参考までにご紹介させて頂きたいと思います。

そちらのデータによると以下の通り。

1位 Loopでんき

2位 HTBエナジー

3位 東京ガス

4位 ENEOS電気

5位 東急でんき

皆さまも耳にされたことがおありの業者ではないでしょうか。

特に、1位のLoopでんきは「基本料金なし」の料金システムで人気急上昇中です。きっと「うちはココに切り替えたよ」という方もいらっしゃいますよね。

基本料金って、電気をあまり使わない月も変わらず支払う義務のある最低限の料金。これがないということは意外と大きいかもしれませんね。

 

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また、経産省が発表している販売電力量に関するデータでは、

1位 東京ガス

2位 KDDI(auでんき)

3位 大阪ガス

4位 JXTGエネルギー

5位 SBパワー(ソフトバンクでんき)

と、なっています。

こちらは新電力への切り替え申込件数ではなく、あくまで家庭向け・小規模法人向けなど低圧電力の販売電力量のシェアのランキングです。 使う電力量の大小が大きく反映されていますので、各家庭における人気ランキングと結果が異なるのも当たり前かもしれませんね(#^.^#)

電力自由化に関するまとめ

以上、電力の自由化に関するあれこれをご紹介してきましたが、なんにせよ自由化されて競争原理が持ち込まれると、私たち消費者には選択肢が増えメリットの方が大きいように思われます。

但し、それもあくまで安定供給が徹底され、電力不足などの不便を感じずに済むなら・・・という前提があってのことですよね。

「安かろう悪かろう」では意味がありません。 購入先を新電力に切り替える際には、やっぱりしっかりした業者なのか見極めることも必要かと思われます。

この見極めの難しさこそが自由化のデメリットなんじゃないの?・・・なんて個人的には思ってしまいました(^^;)