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冷蔵庫の寿命ってどのくらい?平均寿命や買い替えのサインとなる故障について調べてみました!

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技術の進歩とともに、どんどん機能性がアップして便利になってきている最近の家電製品。

高機能になって生活が快適になってきているのは嬉しいのですが、そういう魅力的な商品は、お値段もどんどんアップしてきていますよね。

 

特に、ないと即生活に支障がでる冷蔵庫や炊飯器、洗濯機といった生活家電は、商品の「高機能化」と「高額化」が激しいのではないでしょうか。

だからこそ気になるのが、「買い替えのタイミング」です。

 

高額な家電だけに、安売りの時期に上手くタイミングを合わせて買いたいのですが、ある日突然、故障で使えなくなって買い替えるのであれば、高い金額で購入しなければならないかも知れないのです。

とすれば、その製品がだいたいどのくらいの期間使えるものなのか、おおよその寿命がわかっていれば、心づもりや準備ができますよね!

 

そこで、生活家電の中でも特に高額な冷蔵庫について、平均的な寿命や買い替えのサインとなる、主な故障について調べてみました。

使い方や引越しの回数(引越しの移動の際にダメージを負うことが多いため)などで、個人差はあると思いますが、大体の傾向はわかりましたので、それをまとめてみたいと思います。

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冷蔵庫の寿命目安はどれくらい?買い替えのタイミングは?

電化製品の寿命はだいたい10年」というのをよく耳にしますが、冷蔵庫についてもこれは当てはまり、「平均寿命は10~15年」といわれています。

「なるほど、自分の家で使っているものを考えても大体当てはまるな」

という感じです。

 

でも、そこには日立やシャープ、東芝、パナソニックなどメーカーによって差はないものなんでしょうか・・・?

個人的に興味があったので、近所の販売店の方にお話を聞いてみましたが、これについては、各社それほどの差はないとのことでした・・・

というのも、冷蔵庫の寿命は、「使用されている部品の耐久年数による」からだそうです。

 

冷蔵庫においては、機能的に最も大切なものといえば、空気を冷却するための圧縮機=コンプレッサーなのですが、これは冷蔵庫の開け閉めに合わせて、オンとオフが繰り返されるので、だいたい10年くらいしか持たないのだとか。

コンプレッサーの寿命とともに、冷蔵庫自体の寿命も尽きてしまうので、新しい製品に買い替えることになるわけですね。

 

でも、実家にある冷蔵庫は確か20年以上経っているはず・・・

そう思ってこの点も聞いてみましたが、昔の製品の方が、意外な回答だったのですが、

「もしかしたら平均寿命は長いかもしれない」

という事だったのです・・・

1つの例ですが、パナソニックがナショナルと呼ばれていた時代の冷蔵庫には、30年稼働している強者もあるとの事です、確かに一昔前の製品の方が丈夫だったかもしれませんね。

 

では、今の製品の方が寿命が短くなっているのだとしたら、それはアップした機能性が影響しているのでしょうか?疑問が残ります。

 

寿命の目安が10年といわれている理由

冒頭にもお話した「寿命の目安は10年と言われている理由」ですが、もう一つメーカー側の理由があります。

各メーカーは、故障や交換に備えて補修用の部品提供を行なっていますが、こうした「部品の保有期間は9年」なのだそうです。

 

ということは、基本的に10年を過ぎると、長く使い続けたいと思っても、故障してしまえば修理して使い続ける事が出来ない・・ということ。

つまり、10年を過ぎて何がしかの故障が起これば、それが買い替えのタイミング・・・と自動的になってしまうという事です・・・

 

異常音が出ている冷蔵庫 そろそろ寿命かも?

では、寿命のお知らせともいえる冷蔵庫の故障には、どのようなものがあるのでしょうか?ここでいくつかの原因をまとめたいと思います。

 

まず一番多く挙げられている症状が「異常音」です。

普段、冷蔵庫は静かに稼働していて、 たまに音がするなぁと思った時は「勝手に氷」機能で氷が作られ、製氷皿から自動で外された時のガラガラといった音くらいでしょうか。

 

しかし、故障が発生すると、冷蔵庫から普段はしない、若しくは気にならない音が大きく感じられるようになります。

音の種類は、「ウィーン」といったものから「ブーン」「カラカラ」「シュルシュル」といったものまで様々・・・

これがいわゆる異常音ですが、それには主に2種類の故障が考えられ、

  • コンプレッサーの故障
  • ファンの故障

このいずれかの故障が原因の事が多いのです。

 

それぞれの部品の役割ですが、空気を冷却させる役割がコンプレッサー、そのコンプレッサーによって冷やされた空気を庫内に循環させる役割がファンになります。

冷蔵庫は、この2つの働きで機能しているため、故障のほとんどは、これらの故障によるものだそうです。

 

特に、常に動き続けているファンは、寿命も早く迎えてしまうので、故障頻度ナンバーワンの箇所です。

ファンは無駄な冷気を出さないように、ドアを開けている間は、動作を停止するように設定されています。

 

しかし、冷凍庫のドアを開けると音が鳴りやみ、ドアを閉めると、また変な音がする場合は、ファンに問題がある可能性が高いという事です。

ただし、ファンの寿命=冷蔵庫の寿命とまではいきません。

 

また、ファンは冷蔵庫の型番からネットで検索すれば、ネットで購入する事も出来ますし、交換もドライバーさえあれば、自分でも可能です。

電気系統に強い男性などは、簡単にできてしまうかも知れませんね。

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もし「自分では無理」ということでしたら、最寄りの販売店に連絡すればOKです。

先にご紹介した部品の保有期間内の故障で部品があれば・・・という条件付きですが、部品代の実費(数千円程度)と、技術者の出張費用+技術料(合わせて約1万円)を払えば修理可能です。

冷蔵庫の大きさや種類によっては、もうちょっとお金がかかる可能性はありますが、冷蔵庫を買い替えると10倍以上かかりますので、それを考えるとマシですよね・・・

 

しかし、ファンの故障については、ファンの寿命ではなく、「単に異物が挟まってしまった」事による異常音の場合も多いようです。

それも異物というのが、冷凍庫の霜である場合も少なくないとか。

 

とは言え、最近の冷蔵庫ならば、自動霜取り機能が備わっているものがほとんどですので、適切な設定をしておけば、このような事態はほとんど起こりませんが、

  • きちんと設定ができていなくて霜が発生してしまった場合
  • そもそも自動霜取り機能がなかったりした場合

には、予想以上に多くの霜が付着することもあり得ます。

 

場合によっては、数週間でファンに触れるほど霜が大きくなってしまう事もあるようですので、「カラカラ」や「シュルシュル」など、何かが挟まっているような不自然な音を感じた場合は、霜の可能性も疑ってみて下さい。

 

水漏れが起きたら冷蔵庫の寿命が近い証拠??

この霜に関連する冷蔵庫の故障に水漏れがあります。 水漏れについても、よく寿命のサイン!?と心配されますので、原因と対処方法を詳しくチェックしておきましょう。

 

冷蔵庫の水漏れ原因には、

  • 閉め忘れやパッキンの不良でドアがきちんと閉まっていなかった
  • 霜取りのドレンホースが詰まっている
  • 受け皿に水が溜まっていて溢れた
  • コンプレッサーの故障

上記の理由が考えられますが、冷蔵庫を使っていてある日突然、床が水浸しになっていたら「故障か!」と驚きますが・・・

実は、意外と「霜が原因」であることがほとんどです。

 

空気中の水分が原因で水漏れに

例えば、うっかり閉め忘れていたり、パッキンが傷んでいてドアがしっかり閉まっていなかった場合、空気中にふくまれる水分が冷蔵庫の中に大量に入り込みます。

この水分が凍ることで、結果的に大量の霜を発生させてしまうことがあります。

 

また、自動霜取り機能が正しく作動していても、溶けた水を排出するホースがゴミやホコリで詰まっていたら、水は行き場を失って床に流れ出てしまいますので、詰まりが無いかは初期段階のチェックポイントになります。

 

ドレンホースやドレンパンが原因で水漏れに

さらに、ドレンホースから排水された水は、ドレンパンという受け皿に溜まり、普通ならば、冷蔵庫本体の熱で蒸発するようになっています。

そのため、霜が付き過ぎていた場合などは、受け皿がいっぱいになり、水があふれることも考えられます。

こういった場合は、パッキンを取り換えたり、ホースを掃除したり、受け皿の水を捨てれば、冷蔵庫はまた普通に使えます。

 

コンプレッサーが原因による水漏れ

他の水漏れの問題とは違って、深刻な問題となるのは、「コンプレッサーの故障」の場合です。

冷却を維持するためのコンプレッサーが、修理不能な故障をきたしてしまったり、寿命を迎えた場合には、冷蔵庫も寿命と考えて、買い替えを検討しましょう。

コンプレッサーは空気を冷却する一方で、熱を発生させるため、正常に熱が放出されないと冷蔵庫は機能しなくなります。

その熱によって、火災が起こるような危険性はまずないと考えられますが、庫内の空気が冷えないという根本的な問題が起こりますので、早急に対処が必要です。

 

冷蔵庫の寿命に関するまとめ

私たちの生活にとって、必要性が非常に高い冷蔵庫は、高機能なものが登場し、快適さを増していますが、同時にお値段もアップしてきています。

それだけに買い替えには、心づもりも準備も必要なので、寿命を大まかにでも把握しておきたいものです。

 

一般的には、冷蔵庫の寿命はメーカーを問わず「10~15年」といわれています。

常に稼働している使用頻度を考えると、部品の耐久年数からしても、だいたい10年を過ぎて故障すれば、買い替えのタイミングと言えるのでは無いでしょうか。

 

また、これには補修用部品の保有期間が9年という、メーカー側の事情も関係しています。

故障内容によっては、修理可能な場合もあるかも知れませんが、部品がその時点で製造されていなければ、買い替えした方が早いです。

 

買い替えの目安となる具体的な故障については、「異常音」や「水漏れ」など様々なケースがあり、一概に故障イコール即買い替えとはなりません。

例えば、ファンの故障により異常音がする場合は、ファンの取り換えで済みますし、水漏れも霜の付き過ぎや、排水ホースの詰りなど、簡単に対処できる場合もあります。

 

故に、冷蔵庫が故障した場合は、まずは故障個所がどこなのかを明らかにしたうえで、原因を一つずつチェックし、なぜ故障したのかをはっきりさせましょう。

原因を追求し、それがコンプレッサーの故障である場合には、冷蔵庫自体の寿命として買い替えが必要になる可能性が高いです。

それだけ冷蔵庫にとって、空気を冷却するためのコンプレッサーは、重要な部品となります。

 

因みに、コンプレッサーを長持ちさせるコツとしては、

  • できるだけ冷蔵庫の開け閉めを少なくする事
  • 引っ越しの際には、移動を丁寧に行ないダメージを与えない事

だそうです。

冷蔵庫の寿命を長引かせるためにも、参考にして頂ければと思います。

 

f:id:nottoworry-money:20171229094400p:plain 冷蔵庫の処分を検討している方は合わせてお読み下さい!

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