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衝動買いする心理を心理学でアプローチしてみたところ面白い事が分かってきました。

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要らないものを買ってしまって、あとで後悔・・・

そんな経験をした事は、何度でもあるのでは無いでしょうか??

おそらく、どんな人でも無駄遣いや衝動買いをした経験があると思います。

 

今すぐ必要でなかったり、これから先も本当に必要かどうか分からないのに、なぜ買ってしまうのでしょうか?

実は、衝動買いですが、心理面では面白い事が起きている事が分かったのと、この衝動買いの仕組みを上手く使って、お店では巧みに勧誘しているというそうなので・・・

「無駄遣いしてしまったなぁ・・」とあとで後悔したくない方は、是非今回のスキルを知って、対策を取って頂ければと思います!

 

衝動買いを心理や脳の構造からアプローチ

まずはじめに、衝動買いや無駄遣いがなぜ起こるのか?を考えるのに、脳みその構造を知ると面白い事がわかります。

脳みそですが、実は「今ここ」と「将来」の両方を考える時、別々の部位を使っているそうで、これを童話のアリとキリギリスの話に例えて説明出来るようです。

 

まず、アリのように「先を見据えて意思決定して働く(未来を考える)」のは、「前頭前野外側部」という部分が活動しているそうです。

この前頭前野外側部は、論理的な判断に関わる部分です。

 

これに対し、キリギリスのように「今の出来事に重きを置いて意思決定をする」のは、「線条体腹側部」という部分が活動しているそうです。

この線条体腹側部は、欲望や快楽に関わる部分です。

 

このアリの脳とキリギリスの脳で綱引きを行うわけですが、キリギリスの方が勝った時に「衝動買い」を起こしてしまうのです。

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無駄遣いや衝動買いを誘導する心理的アプローチ

スーパーやデパートで無駄遣いや衝動買いをする一番のスペースってどこか知っていますか?

実は、そのスペース、何気なく歩くだけでも、誘惑だらけで無駄遣いをしやすい売り場づくりをしているのですが、この事を知らずにフラフラと歩いていると、ついつい無駄遣いや衝動買いを止められない・・

なんて事になりかねませんので、知っておいて頂きたいのですが、答えは「食料品売り場」です。

食料品には、様々な売るための仕組みがあって、すべて人間の心理面に上手くアプローチしているのです。

 

では、その戦略についていくつかご紹介していきたいと思います。

 

購買意欲を刺激する赤色の誘惑

 1つ目の誘惑ですが、色を使ったアプローチです。

人間は「赤色」を見るとアドレナリンが出るよになっていて、購買意欲を刺激されるそうです。

そのため、入り口に赤色の商品を置いていたり、お値打ち商品など、特に売りたい商品の値段表示には赤色を使う事が多いそうです。

 

商品の陳列の仕方にも注目

2つ目の陳列方法についてですが、人間は注視するポイントに「左上」が多く集まるというデータがあるそうです。

そのため、客の視線は左上に注目するという心理面を使って、最も売りたい商品を左上に陳列する事が多いそうです。

また、通路の真ん中に処品を置いているのも、目の止まりやすいように足を止める陳列を応用しているとの事です。

 

メインの食材は奥の売り場に置く

次に家庭で必ず必要になるメイン食材は、一番奥にしてスーパーの奥まで入ってもらう売り場にしている事が多いです。

例えば、魚や肉の売り場ですが、店頭で売っているお店は、まずありませんよね??

人が欲しがる魚や肉を購入するまでに、様々な商品を見せて、無駄に買わせていくという作戦なのです。

 

関連商品はまとめてセット買いを

次に、関連商品はまとめておき、想像力を掻き立てるようにしています。

例えば、ステーキや焼肉の付近に合わせるタレや塩コショウ、野菜にはドレッシング、スナックの近くにトクホ商品といったように、一緒に購入しやすいように関連商品をまとめておいたり、レシピを配布したりする事もあります。

 

衝動買いをや無駄遣いを促す心理学からのアプローチ

次に、欲しいか欲しくないのか??微妙なモノでも、気になって購入させてしまうのはなぜ??というところを、ほしい気にさせる仕組み心理学の面からアプローチしていきたいと思います。

この心理学のスキルを知るだけでも、「そうやって無駄遣いや衝動買いをさせようとするんだ」と理解が深まりますので、結果的に衝動買いを減らすことに繋がる可能性がありますので、参考にして頂ければと思います。

 

愛着変化効果

試食や試着を薦めるのは、「愛着心を沸かせるため」で、商品を触ったり、なでたり、する事で人は愛着が出てきてにさせます。

特に、ペットなどを触らせてくるのは、愛着心を強化するためにやっていると思われます。

 

アンカリング

アンカリングとは「記憶の結びつけ」の事ですが、いっけん関係のない話しや数字を出してきても、その数字が実は関係しているような記憶が結び付けられてしまうと、その記憶が判断の1つになってしまうという効果が生まれます。

例えば、1万円持っているけど、そんなに使わずとも1000円で家事が楽になるというよな話をされると、1万円出さずとも、1000円で家事を楽にしようと記憶付けられるものです。

 

損失回避

人は「得するよりも損する事を嫌う」生き物だと言われています。

そのため、こうすると得ですよと言われるよりも、「これをしないと損をしますよ」と言われると、注意を引けてしまう事があります。

タイムセールなどはこの類で、「今だけタイムセール」という裏側には「今買わないと損をしますよ」と言われている事になります。

 

ハロー効果

有名人などが使っていたと聞くと、その評価で勝手に価値を上げる事があります。

自分の好きな芸能人が使っていると聞けば、ついつい買いたくなってしまう事があるのも、このハロー効果だと言われています。

 

積極性回避

一番安いものは買いたくないけど、だからと言って一番高いものを買うのは贅沢という時に、真ん中の選択肢があると、それを選びやすくなるという方法。

松竹梅の3つがある場合、真ん中の竹が一番売れたりするのは、ちょっと安いのは嫌だけど、贅沢もしたくないので、ちょうど良いものをチョイスという事で実は「選ばされている」という事です。

 

フレーミング効果

 言葉の言い回しを変えて、伝える枠組み自体を全く違うものに変える方法です。

例えば、電気代が年額で7300円安くなるというよりも、1日20円お得にという風に伝えた方が、節約代金は変わらないですが、安く感じる効果があります。

 

衝動買いや無駄遣いをやめるためには??

ここまで脳の仕組みや心理学のスキル面から、衝動買いや無駄遣いが起きるプロセスを確認してきましたが、これらのスキルを知った上で、最後に衝動買いや無駄遣いを意識的に減らす2つの方法を紹介したいと思います。

まず1つ目ですが、人は衝動買いや無駄遣いをするのが好きな生き物という前提を使って「プチ贅沢」を設定するという方法です。

 

プチ贅沢で決めた設定と、日頃無駄遣いしている事とを天秤にかけてみて、プチ贅沢を優先した方が自分のためになると思えるような冷静な判断をするようにしてみるのです。

実際にこの方法を使って、月32000円ほど無駄遣いされていた方が、13500円ほどまで無駄遣いを減らす事に成功しています。

 

2つ目ですが、食品の衝動買いを防ぐのに有効な方法ですが、「食事をしてから買い物に行く」という方法です。

空腹時にホルモン分泌している状態では、食べたい衝動が止まらないので、無駄遣いしてしまうのですが、食後は満腹中枢が働く事もあり、無駄に買いすぎてしまう事が無く、理性的な判断も出来るのです。

 

いかがでしょうか?今の無駄遣いを見直すだけでも、相当節約が出来ると思いますが、これらの心理面も知る事で、衝動買いや無駄遣いを減たらし、さらなる節約効果が期待できるのでは無いでしょうか。

無駄を見直し、節約した分で旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、また貯蓄に回したりと有効活用して頂ければと思います。

 

f:id:nottoworry-money:20171229094400p:plain 過去記事で、節約について触れているので、良かったら一緒に読んで下さい!

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