公共料金の節約術 クレジットカードでガスや電気代も安くなるの?
公共料金は、税金と同じようにライフラインのため払うのが当たり前となっていて、毎月の固定費になっていますが・・
実は、頑張って節約できれば、案外見直しも出来るものなんです。
ここでは、公共料金の節約術として、クレジットカードを上手に使う例や水道、ガス、電気代を少しでもお得にする方法を調べてまとめました。
公共料金を節約する方法とは?
公共料金で支払うものは、
- 水道代
- 電気代
- ガス代
の主な3つになります。
その他、NTTの固定回線やNHKの受信料も公共料金と言っても良いのでしょうけど、ここでは主に3つの節約術について考えてみたいと思います。
水道代の節約術
まず1つ目の「水道代」についてですが、ある統計によると以下のように無駄に流している水が年間総使用量の35%を占めているそうです。
水量に変換すると、2リットル入るペットボトルの約45000本に相当する量が、無駄に流れているそうですが、どんな時に流れているのか??をちょっと考えてみて頂きたいんですけど、
- 食器を複数回に分けて洗っている。
- 洗濯も都度洗いしている。
- シャワーを無駄に流している。
- 歯磨きの最中や洗顔の時も、流しっぱなし。
といった、ちょっとした時間でも流しっぱなしにしている時間を思い浮かべるだけでも、生活のあらゆるところで見受けられるのです。
これらの対策としては、
- 食器はつけ置きして、できるだけ溜めて洗う。
- 洗濯も週末にまとめて洗う、もしくは汚れの少ないものだけをまとめてスピード洗い、お風呂の水を使ったすすぎにする。
- 入浴時は、シャワーを使わないもしくは使っても、都度止めるように心がける。
- 歯磨きや洗顔の際にも、都度止めて流しっぱなしにしない。
と言った対策で、大幅に節約に繋がる可能性があります。
合わせて
水回りの掃除に関して、過去記事でも書いていますので、参考にして下さい。
電気代の節約術
次に、電気代ですが、電気料金の節約を考える際に、基本料金と電力量の関係について、先に理解しておきましょう。
まず、主な家電製品の電力量からですが、
画像元 → 家電の消費電力(W)と電気料金 節電のコツも解説
上記のようになっています。
そして電気代の計算となると「A(アンペア)」となるわけですが、アンペアは
「W(ワット)÷100V(ボルト)=A(アンペア)」
で計算出来ます。
あとは電気代を
「アンペア量+使用量×従量料金単価」
で計算すればOKとなります。
電気代を節約しようと思った場合に、この公式に当てはめて考えた場合に「アンペア数が大きいものをプラン変更で見直す」という手があります。
実際、電力会社の自由化を受けて、たくさんの電気会社で料金プランの提案が出ていますので、自分に合った電気料金のプランを見つける事が出来れば、今までの生活と変わりなくても、節約できる場合があります。
【参考】最適な電気料金プランを無料で診断サポート(月間100名までです)
ここまでは、プランを最適なものに見直すという事でしたが、自分たちの努力でも出来る範囲の事は進めておきたいものです。
身の回りの事で出来る事として
- 炊飯器は保温せず、都度コンセントを抜く、炊き終わったら一膳ずつ小分けにして、冷蔵庫で保存する。
- 冷蔵庫の設定温度は可能な限り弱にする。(季節によって変える)壁から2センチは離し、上にモノを置かないようにする、詰め込みすぎにも注意。
- 待機電力にも気をつけて、普段使わないようなものはプラグから外すようにしましょう。(ステレオ、パソコン、エアコン、電子レンジ、テレビ、トースターなど)
などを合わせてご紹介しておきます。
ガス代の節約術
最後に、ガス代ですが、料金の計算は
「基本料金+使用量×従量料金単価」
となっていて、水道や電気と違ってなかなか節約出来ないですですが、細かいところで言えば、
- 給湯器や湯沸かし器を口火を付けっぱなしにしない。
- お風呂の追い焚きやたし湯などを頻繁に使わないように、家族でなるべくまとまって入る。
- 調理用鍋を工夫し、底の広い鍋を使ったり、圧力鍋を使う。
などが可能です。
公共料金をクレジットカード払いすると節約できるの??
次に、公共料金の支払い方法についてですが、
- 口座振替
- クレジットカード
いずれかで支払い出来るようになってきましたが、どちらかで支払うので得だったりするのでしょうか??
調べてみたところ、
- 公共料金の支払いに、請求書を発行しない場合に「口座振替割引」が付く。(各電力会社月54円程度、水道会社は実施未実施あり、ガス会社は東京ガス54円以外に実施なし)
- クレジットカードの支払いだと、「ポイントが付与」されたり、そのポイントもボーナスポイントとして付与してくれるクレジットカード会社もある。(還元率1.0%としても、公共料金合わせて1万円くらいだと、月々100円程度のポイントを期待出来る)
となっていて、口座振替するよりも大きなリターンを得られる期待感が、クレジットカードにはあります。
公共料金の節約術 クレジットカードでガスや電気代も安くなるの?まとめ
それぞれの公共料金の節約術について確認した上で、最後にクレジットカードを使ったポイント還元のお話をさせて頂きました。
クレジットカードのポイント還元率は、それぞれのカードで違いますが、楽天カードの場合は還元率が1.0%で年会費無料で楽天ポイントを貯める事ができますので、カードビギナーの方にはオススメの一枚です。
その他にも還元率で比較するのか、マイルが溜まりやすいカードを使うのか、ポイント使用サイトを基準に考えるのか??はそれぞれのスタイルによって違いますが、できるだけカードは一枚に集約して使うのがオススメかと思います。
また、カードの使用という点で言えば、ガソリン代の節約の記事でも書かせて頂きましたが
こちらの情報も参考にして頂けると良いかと思います。
今回振り返ってみて思ったのは、「必ずしもクレジットカード払いがお得とは言い切れない」ですが、口座振替かクレジットカード払いにした方が、何かしらの恩恵は得られる事になるのでは??という事です。
毎月、必ず発生する費用だけに、少しでも抑えて、毎月の固定費が減ればと思います。