サラリーマンの方のお小遣いの平均はどれくらいなの?使い道はどんな事に使っているの?
アメリカの景気拡大局面が100ヶ月以上続き、日経平均も24,000円を超える勢いを見せていて、日本も好景気に支えられているようですが・・
足元の我々の賃金の伸びだったり、家計には良い影響は出ているのでしょうか??また、消費をもっと拡大していかないと、本当に景気が回復したという事にはならないでしょうし・・・
という事で、ここではサラリーマンのお小遣い事情を調べてみようと考えました!
サラリーマンのお小遣い 平均はいくら?
サラリーマンには、仕事帰りの飲み会、付き合いだったり、ランチ代や人によってはタバコ代なども必要です・・
お小遣いを締め付け過ぎると、逆に消費者金融なんかで内緒で借金されていたなんてオチになってしまいますので、お小遣いを管理するのは大切な事ですが、無理やり管理する事はしてほしくは無いですよね・・
しかし、それぞれの年収だったり、家族構成、考え方によっても、お小遣いにも違いがあるのも事実です。
では、いくらくらいが平均なのか??年代別でまずは平均値を出してみました。
男性 | 女性 | |
20代 | 約40000円 | 約38000円 |
30代 | 約36000円 | 約32000円 |
40代 | 約35000円 | 約30000円 |
50代 | 約38000円 | 約32000円 |
男性も女性も共通していえるのが、「20代のお小遣いが一番多い」のが見られますが、このデータ自体が未婚者も含んだ年代別調査だからでしょう。
一番遊び盛りの時ですし、友人や会社の同僚などと遊びに出掛ける事も多いので、行動力も盛んな時期です。
また、ファッションや食などにも敏感で、お金をかけたい時期でもあります。
30代、40代ですが、20代に比べるとお小遣いが減っているところが見えますが、これは「ライフスタイルと関係がある」と思われます。
例えば、結婚して子供が生まれたり、持ち家や自家用車を所有する事になったり、大きな出費が増えるのも30代、40代です。
また、老後の事や家族の成長に合わせて用意しておく将来の貯金などを真剣に考える時期でもあります。
50代ですが、役職付きになっている方も増えていて、収入がもっとも多い時期に差し掛かってきています。
40代後半から50代前半は、もっとも収入が多く、またその分付き合いも増える事も考えられますし、部下をもっている場合は、その分のお金を出してあげる事もありますので、お金がかかってくる時期です。
しかし、どの年代もこのデータには、昼食代込みだったり、タバコなどの嗜好品を買うのも込みだったりします。
自宅から昼食の弁当を持参している場合なら、もっと少なくなる可能性はありますが、平均して一日1,800円~2,000円前後使えるという計算です。
昼食込で、これだけの金額を使えるのであれば、十分と思えるかもしれませんね。
年収別のお小遣いの平均は??
ちなみに、年収別でお小遣いの平均はどれくらいになるのか??を調べてみたのですが、
お小遣い | |
年収250万円 | 約18000円 |
年収300万円 | 約21000円 |
年収400万円 | 約30000円 |
年収500万円 | 約36000円 |
年収600万円 | 約43000円 |
上記のようなデータがありましたが、これも各家庭の状況によって変わってきますし、逆に年収が多いからと言っても、出ていく金額が多ければ意味がありませんので、使いすぎにならないように、注意しなければなりませんね。
お小遣い サラリーマン 使い道や内訳は?
ここまでお小遣いの平均をまとめてきたのですが、実際の使い道やその内訳ってどうなっているの??という点を書き進めたいと思います。
まず使い途と回答者の割合をパーセントでまとめると、
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | |
1位 | 昼食代 50.4% | 昼食代 49.6% | 昼食代 50.8% | 昼食代 55.0% |
2位 | 飲み代 35.5% | 飲み代 31.7% | 飲み代 31.7% | 飲み代 40.5% |
3位 | 趣味関連 30.5% | 趣味関連 31.3% | 嗜好品 30.5% | 趣味関連 37.4% |
4位 | 嗜好品 27.9% | 嗜好品 31.9% | 趣味関連 30.2% | 嗜好品 32.1% |
上記の通りになります。
やはりトップは昼食代ですね。平均1,000円~1,500円近くは昼食で使う事を考えると、大半が昼食代となりますし、二位の飲み代と合わせれば、ほとんどお小遣いが残らない・・という方もいらっしゃると思います。
趣味やたばこやコーヒーなどの嗜好品にお金が回る事も、なかなか無いのでは??と悲しくもなる現実が、このデータからも読み取れます。
そのため、お小遣いを少しでも残すため、昼食に1,000円も使うのはバカバカしい・・という事で、駅前の立ち食いそばやうどん、牛丼屋さんなどで済ませるという方も多いのでは無いでしょうか。
サラリーマンの方のお小遣いの平均はどれくらいなの?まとめ
いかがでしょうか??個人的にはサラリーマンのお小遣いが増え、消費活動がもっと刺激されなければ、残念ながら本当の景気拡大局面とは言い切れないと思っています。
しかし、消費税の増税も近いうちに予定されていたり、所得税やたばこ税なども増税されたり、森林環境税なるものまで新設される可能性もあります。
さらに、酒税も来年以降も段階的な引き上げをするという事で、すべて家計に直結する事になりますので、簡単にお小遣いが上がるような状況には無い・・
というのが、現状なのでは無いでしょうか。
今あるお小遣いを上げるのは難しい・・ならば少しでも節約をして、使えるお金を残そうとするしか無い現状、デフレ環境はとても有り難いですが、景気回復による値上げなどを行われた場合に、今のままだとお小遣いだけでは生活出来ない・・
なんて方も出てくる可能性もあるかもしれませんね。
以上、サラリーマンのお小遣い平均や使い道に関してのまとめでした。