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学力アップを狙う人必見!成績と正確には深い相関関係があった!?

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早くも夏休みは後半に入りました。

宿題を急いで片付けにかかっている学生さんが多いと思いますが、受験を控えている人にとっては、宿題の完遂はもちろんのこと、「この夏にどれだけ実力を身に着けるか」が最重要課題ですので、暑さの中お勉強に励まれていることと思われます。 お盆だからといってなかなかゆっくりできなかったのではないでしょうか(^^;)

 

そんな中、東洋経済新報社のネット記事にとても興味深いものが載っていて、つい目が行ってしまいました。

それは、「性格が悪い子は成績も伸びない根本理由」という記事。なかなか刺激的なタイトルですよね。

どんな記事かというと、今売れている本の一つ「東大読書」の著者である西岡壱誠氏が、自らの経験を振り返ったり、その他東大生と語ったりする中で実感した成績と性格の関係を述べた記事なのですが、端的に言うと、「成績が上がらない人の一番の問題点は性格にある」というものなのです。

え?性格?・・・関係あるの?と思う方、多いのではないでしょうか。

でも、これ、納得ですよ。管理人も普段自分の子供たちを見ているとつくづく感じます。

「人間は感情の動物」といいますが、私たちの行動のもとになっているのはやっぱり考え方や性格なんですよね。。。

ということで、今回はとても興味深かった成績と性格の関係についてまとめてみたいと思います。

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成績の良し悪しを左右しているのは実は性格だった!?

一般的な発想として、勉強ができるできないを左右する要因と考えられるものといえば、勉強の仕方や環境、地頭、IQといったことが挙げられると思われますが、西岡氏は自身が2浪、偏差値35という崖っぷちから1年で奇跡の東大合格を果たした経緯があるため、自戒を込めて「自分が現役で合格できなかった理由を性格がダメだったからだと考えています」とおっしゃっています。

 

しかも、これは西岡氏だけの意見ではなく、浪人を経験したことのある東大などの有名大学の学生の多くが感じていることだとか。

これが評論家の先生が言っただけなら、「そんなことはないでしょう」と反論がたくさん飛んできそうですが、実際にダメな自分と合格に至る成績アップを成し遂げた自分の両方を経験している方々の言葉だけに、妙に説得力があると思うんです。

もちろん、環境だって大きな要因だと思いますし、多少は地頭の良さも関係しているかもしれません。「1」を聞いて「10」とまではいかなくても「2~3」、なかには「4~5」くらいまで理解できる人もいらっしゃいますからね。

でも、それ以上に正確に左右されるところが大きいというのが今回のお話し。

行動となって表れる考え方や性格って本当に影響力大なんですよ(^^;)

成績が上がらない人に多く見られる性格の傾向とは?

では、どんな性格が成績アップを妨げるのかというと、次の2点に集約されるようです。

  • 人のアドバイスに耳を傾けることができない
  • 自分にとって都合が悪い事実や欠点に向き合えない

 

例えば、あなたが一生懸命受験勉強している中で、学校の先生があなたの勉強法について「もう一度基礎から勉強しなおした方がいいんじゃないか」とアドバイスをしたとします。 しかし、あなたは「いやこの問題ができなかっただけで、基礎はちゃんと勉強したのだ大丈夫です」とか「今さら基礎を勉強してどうするの?」と聞かなかったとしたら・・・。

現に、「自分のことは、自分がいちばんわかっている」「今の自分の勉強法が、自分にいちばん合っているんだ」と、成績がなかなか上がらなくても先生からの意見に耳を貸さずにいた東大生Aさんは、やはりその年は不合格になってしまったそうです。

 

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また、別の東大生Bさんは、自分の悪い成績や欠点と向き合うことができなかったから、現役で東大に合格できなかったのだと反省を口にしています。

この方は、模試をいくつか受けると、ある時はA判定、ある時はD判定とバラつきが出た場合に、「今回はケアレスミスでD判定が出てしまったけど、前はA判定が出ているのだから実力は十分あるはず」と自分に言い聞かせ続け、苦手な単元を再度勉強しなおすよう言ってきた教師の言葉を無視したのだそうです。

そうやって悪い結果と向き合わなかった挙句、やはり不合格。 自分にとって都合のいい結果だけを見て、受け入れがたいことと向き合わなかったことが不合格の原因だと反省されているのです。

いずれもアドバイスを聞けなかったのは、自分の中にある小さなプライドが邪魔をしたせい。 この間違ったプライドに固執してしまう性格が成績が上がらない原因のようですね。

良い成績をあげるためにはどんな性格にしていけばいいの?

ならば、逆に、成績がアップする性格とはどのようなものでしょうか?

はい、もうお分かりですよね。素直な人であり、謙虚な人なんです(#^.^#)

人のアドバイスを素直に聞ける人であり、自分にとって不都合なことやできていない欠点を謙虚に受け止められる人。

「何でもかんでも聞け」というわけではありませんが、頭から決めつけて耳を貸さないという考え方をしないことのようなのです。

 

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もちろん、先生が言う勉強法は本当に自分に合わないものなのかもしれませんし、今回点数が出なかったのは本当にケアレスミスが重なったからだけかもしれません。

でも、もしかしたら、先生の言う通りな部分があるかもしれないし、ミスを多くするくらいの理解しかできていない箇所かもしれないのです。

アドバイスの通りもう一度基礎からやり直していたら、弱点を克服できていたかもしれないわけですね。

 

実際、今回この成績と性格の関係を口にした東大生の皆さんは、後々自分の間違い気づいたからこそ合格てきたのだとも考えられます。

それに、「ケアレスミス」という言葉にしても、「そのときは不注意のせいで間違えてしまったけど、次に同じ問題が出たら多分正解できる、取るに足らないミス」という意味で使われることが多いですが、そもそもケアレスミスなんてないんですって。

間違ったのなら、なんらかの理由があるはず。時間が足りなくて不注意になってしまったのならもっと時間に余裕ができるように修正するべきですし、なんらかの知識をど忘れしていたのであればその単元を復習するべきと考えられるのです。

 

なるほど・・・て気がしませんか?

この「ケアレスミス」という言葉一つをとっても、謙虚であるか否か=成績があげられるかあげられないかが現れると指摘されています。

確かに、謙虚な人は簡単に「ケアレスミス」なんて言わないのです。

自分の学習状況を、そして弱点を謙虚に分析し、素直に受け止め、再学習によって弱点を克服しなければ成績はそう簡単には上がらないんですね。

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2学期になると受験生はもっと頻繁に先生との面談が行われると思います。

自信を持つということは大切なことではありますが、素直さや謙虚さは失わないようにしたいですね。

そしてこれは受験生や勉強だけに限らず、何かの技術を習得したい時には必ずついて回る問題だと思います。

子どもも大人も「素直さ」「謙虚さ」は最大の知性と肝に銘じ、今後の成長を図ってまいりましょう( `ー´)ノ

自戒を込めて・・・