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ワールドカップ賞金の使い道は?ベスト16の日本の分配はどうなるの?

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ロシアワールドカップ、日本代表残念ながらベスト16でベルギー相手に2-3で敗退・・

一時は2点先取しリードしていただけに、なんとも悔いが残るところもありますが、FIFAランキング3位を相手に一歩も引かない素晴らしい試合でした。

 

特に、両ウィングの原口、乾選手は、ベルギー相手にスピードが脅威になっていたと思いますし、3バックの間のスルーパスが有効でした。

また、香川選手も前を向けばかなり怖い存在だったはず・・・だからこそ悔しさが残る試合ではありますが、日本がこれから4年後に向けて何を積み上げていく必要があるのか?課題も見えた試合だと思います。

 

ベルギー代表は、次にブラジル代表相手ですが、日本の分も頑張ってもらいたいところですね。

そんな連日熱気あふれるロシアワールドカップですが、その裏側の楽しみ方という事で今回注目したいのが「賞金」についてです。

 

管理人は、ワールドカップに出るのに多少の奨励金などが出るのかな?どちらかと言えば国をあげる事に対する名誉で戦っている、そして国に変えれば報奨金などが出るのかな??くらいに思っていたのですが、実はワールドカップには出場するだけで賞金がもらえたり、決勝トーナメントへ進出し、上位進出するにつれて加算もされていくんだそうです。

ここでは、ワールドカップの賞金について、また日本ではどのような賞金の分配、使い道をされているのか?について調べてみました。

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ロシアワールドカップ賞金総額

まずはじめに、ロシアワールドカップ2018の分配金ですが、過去最高額の7億9,100万ドル、日本円にすると約900億円にものぼるそうですが、そのうち4億ドルを賞金にあてるようになっています。

 

残りの約4億ドルは、大会の準備や派遣するクラブへの補填、選手の負傷に対する補填などで分配されますが、賞金は日本円にして約455億もの巨額なお金が動いているのです・・

 

ロシアワールドカップグループ予選敗退

32カ国が出場するワールドカップ、予選リーグでは半分の16チームが去る事になりますが、実は予選グループ敗退となっても賞金を獲得する事が出来ます。

しかも、金額も結構な金額を用意されていて、予選リーグ敗退チームで800万ドル(日本円にして約8億8,000万)になります。

 

まずは、16カ国に対して支払される金額が1.28億ドルになります。

 

ロシアワールドカップベスト16、ベスト8

続いて、ベスト16進出チームとベスト8で敗退したチームについてですが、

  • ベスト16進出で1,200万ドル(日本円で13億2,000万)
  • ベスト8進出で1,600万ドル(日本円で17億6,000万)

となっていて、金額が加算されていきます。

 

ロシアワールドカップベスト4以上

そして、ベスト4以上になれば、

  • 4位で 2,200万ドル(日本円で24億2,000万円)
  • 3位で 2,400万ドル(日本円で26億4,000万円)
  • 準優勝で2,800万ドル(日本円で30億8,000万円)
  • 優勝すると3,800万ドル(日本円で約41億8,000万円)

とそれぞれ賞金が分配される事になっています。

 

移籍金が100億、200億と大きなお金が動くサッカー界で、23名の代表選手からすると優勝賞金と言えども頭割りすれば3億~4億程度・・

お金にしては物足りない・・と思うのですが、ワールドカップは「お金では買えない名誉を買うところ」なので、賞金を分配されても選手は様々な使い道をされるようです。

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フランス代表エムバペの賞金の使い道

先日、アルゼンチン相手に衝撃の活躍を魅せたフランス代表19歳のエムバペ選手。

今大会の活躍で移籍金もさらに釣り上がる事が予想されていますが、今回のワールドカップで得たボーナスを全額慈善団体に寄付するとの事です。

寄付先は、プルミエール・ドゥ・コルデという自身がスポンサーを務める団体だそうで、フランス代表が1試合ごとに得るボーナスを全額寄付する見込みだそうです。

 

賞金とは別でフランス政府によるボーナスなので、賞金の使い道ではありませんが、上記のような選手もいます。

 

では日本代表の獲得賞金はどのように使われるのでしょうか?また監督や選手などでどのように分配されるのでしょうか?

ここからは日本代表にスポットを当てて調べてみた事をまとめました。

 

日本代表の得られる賞金の使い道

先程の通り、日本代表はベスト16止まりとなりますので、獲得賞金は1,200万ドル(日本円で13億2,000万)となります。

この賞金の振込はFIFAから各国のサッカー連盟や協会に支払され、運営費を賄うのに使われるようです。

 

また、これらの賞金などを含めた活動費の中から、選手に対しては「日当1万円」を代表選手で活動している間は支給する事になっているとの事。

この日当1万円以外にも、

  • 勝利給
  • ボーナス

も支給されており、日本サッカー協会では勝利給は試合のランクによって変わり、ワールドカップを最上グレードのSランクで1試合あたり200万円が支給、ワールドカップ予選では50万円、キリンチャレンジカップなどでは20万円と勝利給が設定されています。

 

また、ボーナスも別で支給され、今回のベスト16進出では選手一人に対して600万円、ベスト8で800万、準決勝で1000万、3位で2000万、準優勝で3000万、優勝で5000万円が支給されることになっています。

 

今回のボーナスで見ると、600万円ですので23名の選手で1.38億円ほど賞金から支給される事になりますので約1割ほどが獲得賞金から選手に渡る計算です。

あれだけの感動を起こした選手が1割程度・・・って考えると割が合わないように思えますが、繰り返しになりますが「国を背負って戦う事こそ名誉」なので、賞金がいくら?かなんて考えている選手はいないと思います・・

 

日本代表 獲得賞金の使い道は?

ここまでは選手への獲得賞金の分配をまとめてきましたが、残りの12億近くの賞金は何に使われるのか?ですが、監督やスタッフへ支給されるボーナスなどもあるでしょうし、またベースキャンプを利用した費用など必要経費に充てられる事もあるでしょう。

そして、何よりも4年後、8年後・・この先に続くかぎり未来の日本代表を生み出すための施設の充実だったり、環境を整備する事に使われていくのだろうと思われます。

 

今回、ロシアではもう一歩というところに迫ってはいますが、最終的に個で打開できなかったのか、それとも組織で対抗する事ができていなかったのか・・検証を経て新しい監督の元(西野監督が続投という線もあるでしょう)で積み上げていく事になるでしょう。

 

すでにアジアレベルではない事は日本代表は十分に示せたと思いますし、これからは世界で戦っていくための準備をしてほしいと思いますし、ワールドカップ優勝という高い目標設定をして、4年後に向かってほしいなぁと個人的には思います。

 

4年後には和製メッシこと久保建英選手はじめ、若き才能が溢れた世代が中心になってきます、まずは2020年東京オリンピックでその実力を示してもらい、次のカタールワールドカップではベスト8以上の成績を収めてほしいと願っています。